中学1年生に思いを寄せて
今朝は快晴、西の空は雲一つなし。
ここから20分程国道沿いに歩き、天白川の橋を渡ってから
桜並木とは反対側の土手沿いに今朝は歩いてみた。
この国道沿いは私の好きな散歩道の一つでコースの50%位は
この方角を歩いている気がする。
朝の時間帯によっては学生達が自転車で登校するので
結構危ないが、私が歩く頃は人通りが殆どない。
ところが、今朝は登校する学生の列が絶えない。
きっと、中学校の入学式なのだろう。
「あゝ、いいな~」と思う。あの頃の事が色々と思い出される。
国道を右に折れ、天白川の土手沿いに歩き、途中の橋を渡ると、
すぐ右手にN中学校がある。
1年生だけで270名、2,3年生はそれぞれ300名位とのこと。
いつ歩いていてもひっそりして静かで、
そんなに生徒がいるとは思わなかった。
今どき珍しい。マンモス校と言ってもいいのではないか。
学校を右手に見て、道路の両側に広がる田んぼや畑を眺めながら歩く。
とても気持ちが良い。
まだ田植えの始まらない田んぼは野の草が彩り豊かだし、
小鳥たちが何羽も飛び交っている姿が可愛らしい。
ウオークマンで素敵な音楽を聴きながら、田んぼや畑の中を歩くのが
大好き、本当はもっともっと歩きたい。
帰途も、ずっと新1年生が二人位ずつ連れ立って登校する姿が続き、
丁寧におじぎをしてくれる子もいたりで
何か懐かしいような嬉しいような・・・
新しい制服とリュック式のバッグが輝いている。
同じ年頃の孫がいるので、心の中でやはり彼らにエールを送らずに
いられなかった。