自分はボケていないと思っている・・・と。
ずっと以前から、何となくそんな兆候があったと思うが、
性格的なものだろうと気にしないように努めてきた。
それが・・・2年位前から、時々常識では考えられない行動が
みられるようになってきた。
例えば、市販のプラスチック容器に入ったお弁当をレンジではなく、
トースターで温めようとした。
私が帰宅後「これが溶けて食べられなくなった。」と普通に話す。
「しまった!」とか「うっかりしたよ!」とか一切そのような素振りはない。
”何を食べたの?”と聞いたらお菓子を食べた、と言っていた。
火事にならなくて良かった、とつくづく思う。
トースターはすぐ処分した。
雨がかなり降っているのに、私より一足先に外へ出た連れが
傘をささずに手に持ったままバス停方向へ歩いて行ってしまった。、
ビショビショだったが、病院へ行く予定の日でタオルも
持っておらず、そにままバスに乗り迷惑をかけてしまった。
交差点の横断歩道で、時々信号を気にせず渡ろうとして
クラクションを鳴らされた。以後、外出時は必ず手をつないで
歩く事にしている。
日常生活は特に困ることはないけれど、手が震えるので
文字が書けない時があったり、月日・時間などの感覚が
かなり鈍くなっている。
「今日は何月何日?」と突然質問してみた。暫く沈黙。
「新聞をみてごらん!」と言ったら、しばらくして
2023年のところを見たのか、「そうか、20年の23日か~。」
と答えた。
少し複雑な話をすると、理解するのにしばらく時間がかかる。
などなど他にも色々あり、私自身も忘れてしまうので、
「連れの介護日誌」をつける事にした。
3年以上のコロナ自粛生活、連れの度重なる入院。
4月には一番親しくしていた友人夫婦、ご主人の急な逝去。
いつも一緒にクルージング旅行やバス旅行を楽しんでいた
だけに、その寂しさは言葉では言い表せない。
あっという間に月日が経ち、ブログを開いたら1年近く
お休みしている。またボチボチかいてみようかしら。
散歩の途中で一休憩