桜の花から新緑の季節へ
あざやかな新緑が美しい。
メイン道路から一歩脇道へそれると、
まるで迷路に入り込んでしまったかのような錯覚にとらわれる。
こんな写真を娘にラインで送ると、また「そんな人通りのない所へ
行かないで」と心配されるであろう。
それほど手つかずの自然が、このあたりにはいっぱい残っている。
毎朝のウオーキングは何よりの楽しみである。
でも、また拡大しつつあるコロナの関係で、散歩もウオーキングも
外出届けを毎回書かなければならなくなった。面倒なことである。
東京の娘が孫のピアノの練習風景を動画で送ってくれた。
あれは何という曲だろうと何度も何度も聴いてみたけれど、
さっぱり分からない。
子猫のワルツとか弾いていたけれど・・・
何にせよ、ピアノの練習は続けていたのだと少しほっとした。
後で分かった事だが、その曲は シンガーソングライターで漫画原作者
でもある「Eve(イブ)」の「ラスト・ソング」だという。
ネットで検索して聴いてみたが、我々年配者には歌詞もメロディーも
なかなか馴染めない。それでも少しでも孫の気持ちに寄り添いたいと思って
何度もうたやピアノを聴いてみた。
アニメのテーマ曲や挿入歌、J -POPとでもいうのだろうか、
今の若い子達の間では,この様な音楽が人気なのだろうか?
何でも良い、やりたい事があれば良いと思う。
また新学期が始まる。クラスが変わり担任も変わる。
どんな未来が待っているのだろう・・・
桜の季節
ここに入居して三度目の春を迎える。
昨年も、今年も、近くのウォーキングコースでの桜しか眺める事が
出来なかったが、人知れず静かに咲いている桜の花も風情があって
良いものだ。
朝のウオーキングコースの一つ。平針に近い天白川沿い、土手の下より。
土手に上りでこぼこ道を歩く。
春は出会いと別れの季節。
どれだけ沢山の出会いと別れを経験してきた事だろう。
「はじめて汝(なれ)を見し時は桜の花が波羅門の如く舞い散る頃なりき・・・」
生涯を通して忘れえぬ人。
私の人生に大きな影響を与えてくれた友人や恩師。
同じ時代を生きてきて、人生のある時点で知り合った何人かの
大切な方達の事を思い出します。
桜の名所は随分色々な所へ行きました。
北は北海道の五稜郭、青森の弘前城、秋田県の角館、仙台の青葉城。
青春時代を過ごした東京近郊は勿論数限りなく。
出来る事なら愛する人と共に桜並木のトンネルを歩きたかった。夢!
桜ミステリーのバスツアーや、ウオーキングツアーで出かけた桜名所も
愛知県は長年住んでいるので、ここも勿論多い。
名古屋城、鶴舞公園、山崎川、堀川、五条川、岡崎公園、矢作川水源、
三好公園、三好の保田ヶ池公園、平和公園、
中でも、東谷山フルーツパークの”しだれ桜”は大好きである。
行った事のある桜名所を書きだしたら、きりがないが、やはり
京都方面は桜ミステリーツアーで、何度も出かけた。
滋賀県の海津大崎の桜も素晴らしい。彦根城、奥琵琶湖パークウエイ。
奈良の吉野山。それ以上南の方へは桜観光は行っていない気がする。
長い人生、随分と各所の桜を見てきたけれど、もう人混みはたくさん。
私の散歩道、天白川の土手桜。30分間 人 一人通らず。
静かで最高! 娘にメールで報告したら、
すぐに「人が一人もいないような所に行かないで・・・」と
心配症のお説教が届いた。
天才ピアニスト
先週、主人の通院の送迎をしてくれた息子の車内に
聴きなれないピアノ曲が流れていた。
CDのジャケットを渡されて、「この人知っている?」と聞かれた。
「HAYATOSM」 私は知らなかった。
2018年 東大大学院在学中に「ペティナ ピアノコンペティション」
コンクールで特急グランプリを受賞したという。
「彼は天才だよ。これからブレイクしていくと思う。」と息子が言った。
私は帰宅後、さっそく彼のオフィシャルサイトを開いてみた。
1995年生まれ、25歳。千葉県出身。
サイト内のYouTubeで、ピアノとピアニカの二重奏で情熱大陸を演奏したり、
トイピアノでベートーヴェンの熱情を演奏したり、ラフマニノフ、ショパン、
ジャズ、ポピュラー、何でも弾きこなしてしまう。
何とも凄い人が現れたものだ。
将来が楽しみな「かてぃん こと 角野隼人さん」 応援しています。
「宮本亞門さん」の明日へのことば を聞いて
前回ブログを書いてから2か月が経っている。
自分の周囲でまさかと思う事が次々と起こって、
ブログを書く気力が湧かなかった、というか、
書きたくなかったというのが本音である。
それなのに最近夜は寝付くのがとても早い。
ベッドに横になると、すぐに眠くなってしまう。
大抵は午後9時半か10時頃には寝ていると思う。
その代わり、朝は3時半頃には目覚めてしまう。
テレビをつけるには早すぎるので、枕元に置いてあるウオークマンのFMに
耳を傾ける。
3時台の「にっぽんの歌こころの歌」を何となく聴いて、
4時台は「明日へのことば」。
一生懸命聞いているわけではないけれど、先週の金曜日2月5日の午前4時、
アンカーは「渡邊あゆみさん」、ゲストは「宮本亞門さん」。
まだ明けやらぬ時間帯に、何気なく聞いていた私の胸に何か
沁みるものを感じて、その日の朝、アマゾンに彼の最新本
「上を向いて生きる」を注文。翌土曜日には本が届く。
出演していて、落ち着いたトーンで静かなその語り方が好きな
アナウンサーだった事。
宮本亞門さんが引き籠り、何度かの自殺未遂、交通事故、
母親が自分に残してくれた財産を父親が使ってしまうという経験。
また突然のがん宣告。
そういう中にあって、
「家族は自分の人生修行のために現れた恩人」と語っている。
一日で読んでしまったので、この本を娘に送ってあげようと思っている。
至福な時間
12月に入りめっきり日が短くなった。
今日の日の出は6時50分、日没は16時40分。
昨日の夕陽と雲
早朝の速歩ウオーキングを、朝食後のゆっくりウオーキングに切り替えた。
モーニングをいただいた後、1時間のウオーキング。
ウオーキングコース
その1:南方面・・・名古屋市の農業センター東側。
比較的新しく出来た道路で、地図で見ると農業センター
の中を突き抜けて出来た道路のようにも見える。
右側に公園もあり、散歩コースにもなっている。
荒池?
途中無人の野菜売場があり、まだ田舎の風景が残っていていいなあと思う。
道路から一筋入った公園。
その2:北西方面・・・153号線に沿ってひたすら歩く。
153号線沿いだけど、静かで人通りも少ない。
すすきの向こうに・・・が見える。
その3:東南方面・・・早朝ウオーキングの時には、一番よく歩いたコース。
今は太陽の日差しが眩しいので時々にしている。
街路樹が美しい。
その4:西方面・・・赤池駅に近く閑静な場所。
小学校のまわりを初めて歩いてみた。
小学校の外壁に飾られたタイル絵。入学してきた一年生の絵だろうか?
外壁を右に曲がるとまだまだ空白の場所が用意されている。
ここの小学生はいいなあと思う。
小学校の隣に建設中のハイカラなマンション。
交通・買い物(大型ショッピングセンター・コンビニ・ドラッグストア)
クリニック・学校・保育園に恵まれ閑静でとても良い。
私にとって、
唯一、自由に外出できる時間。
唯一、独りでいられる時間。思索の時間・祈りの時間。
毎朝、モーニング
今日は、日の出も夕陽も綺麗だった。
驚くほど空の色が刻々と変わってくる。
日の出前の空 5時53分
日の出前(直前)6時12分
日の出 6時20分
落陽 16:46
相変わらず5時には目が覚める。
つい先日まで6時からウオーキングをしていたのに、外はまだ真っ暗である。
なので、横になったまま6時までBSテレビでクラシック音楽に耳を傾ける。
ウオーキングは太陽が顔を出し明るくなってからにしているが、
12月になると日の出も7時を過ぎると思う。
食事の関係もあり、間もなく早朝のウオーキングは出来なくなるだろう。
最近、またコロナの感染者が増えてきた関係で、この施設では
「病院以外の外出を自粛して下さい。」との通達があり、
買い物も自由に行く事が出来ないため、朝食もここで頂く事にしたからである。
私達は和食ではなく、毎朝「カフェモーニング」を注文している。
こんな感じ。
パンと一緒にのっているのは、マッシュポテトの上にポーチドエッグが
のっている。温かくてとても美味しい。これで300円。
変化の少ないここでの生活も、ここでモーニングをいただくようになって、
新しい発見があり気分転換になって良かったと思う。
朝、食堂(カフェ)に入って行くと、コーヒーの香りがいっぱいで
心地良い。
顔ぶれも多少違うし、朝と夜とでは随分気分が変わるものだと思う。
主人も満更でもないようで顔つきが明るくなったような気がする。
生きて行く上で大切なものって何なんだろう?