「少年寅次郎」今晩最終回
私は「男はつらいよ」の寅さんの大ファンである。
テレビで放映される度に必ずみている。
何度見ても飽きない。
つい最近まで、土曜日の夜にBSで放映されていた寅さんが
終わってしまった。
「土曜の夜は寅さん」という位、ここの住人達(特に女性達:
おばあさんたち)は、土曜日はさっさと夕食を済ませ早々と
各自の部屋に戻っていく。
楽しみにしていたテレビ番組が終わってしまうと何故か寂しい。
そんな折、「少年寅次郎」がドラマ化されてテレビに登場。
フーテンの寅さんの出生の秘密や、子供の頃はどんな少年
だったのだろうか?と前々から思っていたので、とにかく
嬉しかった。
チビ寅くん、中学時代の寅少年、2人共本当に適役で、
大人になった「車寅次郎」を連想するには充分な出来ばえだと思う。
(この写真はネットからお借りしました。)
昭和11年2月25日、雪の降る夜に帝釈天の参道にある
団子屋の軒下に一人の赤ん坊が置かれていた。
その赤ん坊が「寅さん」である。
そして妹「さくら」の誕生。2人の子役がまた可愛い。
破天荒でいい加減な寅さんだけど、弱いものにはめっぽう優しい。
大好きな育ての母親と妹さくらに寄せる気持ちが、道を外れる
事なく真っ直ぐな心の少年に成長させたのであろ。
それがそのままフーテンの寅さんを作り上げていく。
大好きな作品である。