nenaの気まま日記

日常でふと思った事感じた事などを気ままに書いて見る事にしました。

終活を考える

今日は敬老の日

暑かった夏も過ぎ去り、いつの間にか秋風が肌に心地よい。

 

主人が緊急入院して1週間。

3連休が重なった事もあり、まだ休み明けに2つ検査をするらしい。

 

アナログ人間の主人であるが、1日に1回電話がかかって

くるようになった。

超音波検査の結果ですい臓に問題あり、という事らしい。

少し気になる。沈黙のすい臓と言われ、多くの場合発見が遅れる。

と、すると あの熱中症様の症状は? すい臓が原因?

いずれにせよ、ドクターの説明待ちという状況です。

 

人生の終末期については、日頃から主人ともよく話し合っているので、

普通の人よりは何事も冷静に受け取れるとは思うけれど、

身体的に苦しいとか痛いとかあったら、それは取り除いて

もらわないといけない。

 

人の命の長さは、寿命というものは自分には分からないけれど、

みな決まっているのだと思う。

大切なのは、与えられた命を如何に生きるべきか、

人生の最期を自分が望んでいたような時間として過ごせるように、

心と気持ちの準備が出来る人は幸せだと思う。

 

10年前位から少しずつ準備してきた私達二人の終活。

折しも コロナで多くなったお家時間にと、「終活ライフケアプランナー」の

勉強をし、その検定試験合格証が主人の入院日に届いた。

 

怖がりの私は、もし あのまま元の広い屋敷の中で一人生活していたら、

主人入院中も、全く話す人もなく不安な日々だったかも知れない。

ここでは食事の都度、食堂で多くの住人たちと言葉を交わすので

一人の怖さ・淋しさはあまり感じないでいられる。

 

今朝も仲よくしているお友達から一輪の桔梗の花をいただいてきた。

沢山の苦しい経験を、人生経験をされた方達がここには大勢いる。

でも、みなさん前向き。

物事を悪い方へではなく、良い方に考えようとしている人が多い。

 

もしかしたら、ここも終の棲家ではないかも知れないが、

今は落ち着いた気持ちで生活出来ているので、良かったのだと思う。

 

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